カウアイ島の見所というと、北海岸の断崖絶壁海岸「ナパリコースト」と西北部にある「ワイメアキャニオン」である。太平洋のグランドキャニオンとも言われるように、地球の割れ目をかいま見ることができる。
この島も火山の島ハワイ島と同じように、火山によってできた。しかし600万年という年月をかけて、雨水や風化によってこのように火山体が削り取られてしまったのだ。地球の営みをまざまざと感じる。
上はワイメアキャニオンである。日本ではもちろんこのような「キャニオン」は見られない。群馬県の半分ほどしかない面積の島なのに、このような大きな谷が発達している。
で、下はワイメアキャニオンを征したないまん。
ナパリコーストにも行ったのだが、僕は例の如く風邪をひいてしまっていたのでいけなかった。しかし、コケエから何本ものトレイル(登山道・遊歩道)があり、そのうちのヌアロロトレイルからアワアワプヒトレイルはナパリコーストの断崖を上から眺めるトレイルとなっている。下の写真はトレイル途中から見たナパリコースト。1000mの崖がそのまま海に落ち込んでいる。こんな海岸が延々と10km以上続くのである。こんな風景を造ってしまった地球の営みってすごい。
ここがヌアロロトレイルの終点。崖の下はそのまま断崖絶壁で、海。標高は700mくらい。