アメリカのおいしいもの(佐藤成夫)

アメリカの食事

アメリカに1週間滞在したわけであるが、私たちは,アメリカの食文化を知るべくあえてレストランには、いかず,すべてスーパーとコンビニで過ごした。

 はっきりいって、アメリカの食事は、豪快で、繊細さにかける。味は、めちゃくちゃ甘いか辛いか、全く味がないかのどれかである。日本食が繊細な味であることがアメリカの食事を食べてはじめて分かる。アメリカの食事が、いくら大味でも中には、おいしいものがいくつかある。

アルコール

 まずは、お酒である。特にビールとワインはすばらしい。安くておいしいのだ。酒の中でもビールは、日本と違い地ビールがたくさんあって買うのに迷ってしまう。あえて推薦するなら、kona brewingのビールである。日本のビールにはないトロピカルな味である。大変おいしい。これを飲むとバドワイザーなどは飲めなくなってしまう。

 ワインを買うときに気をつけることは、アメリカのワインは、アルコール度数が低めなので多めに買っておこう。特にガロンで買っておくと飲んでいるときも足りないとかの不安がなくなりたいへんいい。同じ銘柄でも、たくさんの種類がありアルコール濃度も違うので気をつけよう。あとで、「あちゃー。アルコール度数が低すぎるよ〜。」とならないように。

おつまみ

 アルコールのことは、このくらいにおいてやはりおつまみのことも書かなくてはならないでしょう。アメリカには、アルコールにあう。様々なおつまみがある。少しあげると、ビーフジャーキー、チーズ、サラミ、サルサなどがある。この中でも私の最もすきなのがサルサである。これはおいしい。夜や昼間に酒を飲んだ私達は、いつも酒のつまみにサルサを食べていた。サルサとは、厚いコーンのスナックに、トマトケチャップの辛いのをつけて食べるものである。みなさん、ぜひアメリカにいったらこのサルサをお試しください。

 他のつまみでおいしいのがチーズである.いろいろな味がありどれも特徴的な味を持っている。その中には、おそらく自分にとっての絶品があるはずである。最後にはサラミである。これは、好き嫌いが分かれるであろう。完全な保存食なためにしょっぱい。塩がしっかり入っている。このサラミを少しずつ食べながら飲むワインは格別である。

珍味

 アメリカの食としておもしろいのがカップラーメンである。日本の日新や、韓国のラーメンはおいしいが、アメリカのマメとライスの混ざったカップ面は、珍味である。中村正芳さんに食べさせてもらったのであるが、なんとも言いがたい味である。栄養にはなりよさそうであるがそれ以上のものではない。

 他におもしろい味は正芳さんからもらったアメであるが、これがまた、まずい。甘くて着色料がふんだんにはいっていてまずい。さらにその中にガムが入っているのであるが、ガムに腰がなくまずい。自分も20セントのガムを買ったが今だカバンの中に残っている。そのガムの味はシップのサロンパスの臭いである。

 さらに、また正芳さんからいただいた梅干しである。口の中いれるとシナモンの味がする。これのどこが、梅干しなんだとはじめ思う。その味のあとには、どこからかともなく梅のような味が口の中に漂う。そこで我慢しきれず口から吐いてしまった。これほどの味は、経験したことがない。

アメリカからみた韓国、中国料理

 それから、ハワイには、韓国系の人が多いからでしょうか,韓国の料理がありました。僕は、キムチをためしに買ってみました。日本のキムチとは違って辛さがありました。その辛さは、タバスコの辛さににていました。そのほかには、シュウマイを食べましたがこれは、日本で食べているのと同じでおいしかったです。

アメリカらしい料理

 アメリカのアイスクリームは、おいしいという評判だったので試してみましたが甘い。とにかく甘いです。甘党の人には、お勧めです。それからラズベリーパイはおいしかったです。むかしからドラマのツインピークスでよくパイが出てきておいしそうだったので食べてみたいなと思っていたのが食べられてラッキーでした。あとピザを食べてみましたが、さすがおいしかった。あと肉も食べました。やっぱし、牛肉はおいしいです。あとアメリカを代表するキャンベルスープやはりおいしかった。

 僕の胃の中には、ありとあらゆるものが飛び込んできました。やっぱし、海外にいったら日本にはない,めずらしい料理を捜して食べてみることをお勧めします。結果はどうであれ、海外の食文化を体験できただけでも楽しいのではないでしょうか?自分は今度いったら、ビールの全銘柄を飲み干したいと思っている今日この頃です。