9月1日浅間山噴火による黒斑山北麓ガンコウラン火災
Jバンドの北、山頂火口から1.7キロ離れた標高2000メートル地点。

燃えたのは、山肌をじゅうたんのように覆っているガンコウラン-ミネズオウ群落だった。
ほかには、クロマメノキ(別名アサマブドウ)。どれも背がごく低い木本だから、高山性矮低木
群落の火災だったと言える。この群落のすぐ下にある森林は燃えていない。

Alpine shrubland fire caused by September 1st eruption of Asama, elevation 2000 m,
1.7 km from summit crater.

Yukio Hayakawa, Gunma University

調査は、噴火の2日後、9月3日に行いました。
半径4キロの警戒区域内ですので、設定権者の小諸市長に許可を得たうえで立ち入りました。
小諸市職員1名が全行程を同行しました。


植物の同定は、石川真一さん(群馬大学社会情報学部)にお願いしました。
 
  
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9月1日爆発で浅間山西麓に生じた衝突クレーター Impact craters