26日19時ころ,合同大会で集まった友人たちで飲んでいるとき,「三宅島で噴火の恐れ」のテロップがテレビ画面にでているという情報を手にしました.でも,かまわず飲み続けました.噴火しないと思ったのではなく,(火山学界の常識通り私も)2,3時間で噴火するだろう,神々しくも美しい火のカーテンが上がるだろう,と思いましたが,それよりも目の前のたのしい会合に気を取られ,慣性力にまかせて,22時まで飲み続けました.生ビール中ジョッキを3杯とすこし摂取しました.新宿の高層ビル群のまばゆさと,代々木公園の暗黒な森のコントラストが印象的だった.
人間とは,そういうものだと思います.常日頃思っていたり言ったりしていても,いざそれが現実のものになったとき,情報を受け取る身を置く環境によって,それへのリアクションがずいぶん異なります.親しい友人たちと飲んでいるなんて環境は,日頃の言動と正反対の行動をとることがもっともありそうな環境です.異性と時間を共有しているときなんてのもそうだと思います.伊豆大島1986年噴火のとき,そうだったよねえ,Kさん.私たち若かったからねぇ.
さて,前置きはこれくらいにします.昨晩6.28遅く,前橋に戻りました.いまから三宅島の情報収集をします.目に付いたところからコメントします.