8.29.0638ころの約4分間の電話.

「(三宅島)測候所です」

「群馬大学の早川です.名前を教えてください」

「いえません」

「では,肩書きを教えてください」

「いえません」

「わかりました.この事実を公表します」

「神着みもいで石が降った」

「神着では降っていません」

「神着はひろい.測候所では降ってなくても
ほかでふっていることがありうるではないか」

「かくにんがとれない」

「かくにんがとれなければ,ふってないというのか」

「ふったことにはならない.ふったかもしれないがふってないかもしれない.だから,(そういうときは)ふっていない(ことになる).測候所でかくにんしてはじめてふったことになる」

「測候所で降ってないことは事実でしょう.しかし三宅島でどこにもふってないかどうかはそれだけではわからない.いまNHKは三宅島で噴石がふったという情報はないと言っている.これについてどう思うか」

「確認できなければ,降ったとは言えない」

「上司はそばにいませんか」

(30秒ほどして別の人が出た)

「所長は別の電話にでている」

「いまのかたと同じ意見ですか」

「はい」

「後悔しませんか.訴えられるでしょうよ」

「行政訴訟でもなんでも起こしてください.質問は何ですか」

「わたしが測候所に聞きたいことは何もない」

「そうですか.こちらからは質問ありません」ガチャン