『いまだ全島避難されず』(ANN8.30.1755)
インタビュアー:
都は,全島避難は必要ない,と言います.
東京都応急対策課 井門課長:
それほどですね,緊急性がですね,今すぐ必要じゃあないじゃないかな,と考えています.したがいまして,今の段階では,ただちに,全島避難するというようなことは考えていないと.
インタビュアー:
予知連は,かなり危険性を訴えていますよね.
井門課長:
言っていないですよ,危険性なんて.
インタビュアー:
いえ,噴石部分です.
井門課長:
噴石は,だから,シェルターを設けさせたでしょう.
インタビュアー:
島民のみなさんを,島の外に避難させたい,というふうに東京都に要望されているわけですよね.
長谷川村長:
そうです.すべての島民を避難させる,ということで考えてはいるんですけど.
インタビュアー:
どなたかが犠牲になられた場合,なぜ,都は対応をとらなかったのかと,批判があがった場合,どういうふうにお答えになるのか.
井門課長:
まあ,それはやっぱり,そうなったちゃったら,あれですね.東京都が甘んじて非難を受けるということだと思うんですよね.だって,念のためにやるっていうのはさあ,私財でやるわけじゃあないんだから,税金でやるんだから,そのバランスっていうのがあるでしょ.
テープ起こし:中村正芳@高崎