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【優秀】今回の授業では、非難指示区域に無断で入りペットを助け出してきたアニマル・ラ
イツセンターのメンバーの行動について話し合ったわけですが、結果から言うと私は
アニマル・ライツセンターの二人がとった行動は正しいと思います。今回話題になっ
ている虻田町洞爺湖温泉街では憲法第60条と第76条が適応されているわけであり
、彼らがとった行動はそのどちらにも違反してはいません。彼らは無断で非難指示区
域に立ち入ったとして警察から厳重注意されたりしたということですが、法に反した
わけでもないのにそのような扱いを受けるのはおかしいと思います。これではまるで
彼らが犯罪でも犯したかのようです。日本という国は「疑わしい」という理由だけで
は人を裁くことはできません。例え彼らが無人の街で窃盗などの犯罪を犯していたと
しても、それを証明する証拠は見つかっていないのです。それなのに、今回警察がと
った行動は彼らを犯罪者扱いしたようなひどいものでした。これは絶対におかしいと
思います。また、彼らは1週間も国に働きかけるという努力をしていました。一刻も
早くペットたちを助け出したいのに、一週間も我慢したのです。このような状況で彼
らが無断でペットを助け出しに行ったのは仕方がないことだと思います。そうする以
外に手がなかったのですから。
しかし私がアニマル・ライツセンターの二人を支持するといっても、彼らに改善す
べき点が全くなかったと思っているわけではありません。彼らのとった行動について
避難生活をしている人たちの意見は完全に二つに分かれました。ひとつは彼らの勇気
ある行動を称えるというもの。もうひとつはみんなが家に帰りたい気持ちを我慢して
いるのに、という非難の声でした。非難している人たちの主な理由のひとつとして、
もし彼らに何かあった場合国や行政の責任になるからという理由がありましたが、こ
の考えはおかしいと思います。彼らが勝手に動物を助けたいと思い、勝手に非難指示
区域に入っていったのですから、これは彼らの自己責任の問題なのです。しかし、も
し現に彼らが死んでしまったりした場合、国は自衛隊を向かわせるなどして彼らの遺
体を回収しにいくでしょう。こういったことが迷惑だからと、住民はこれほどまでに
彼らを非難しているのでしょう。だったら、いっそのこと彼らは出かけていく前に遺
書を書いていけばよかったのだと思います。遺書にはペットをどうしても助けに行き
たいという気持ちと、自分たちがこれからとろうとしている行動は自己責任によるも
のだから、もし自分たちに何かあったとしても(たとえ死んでしまったとしても)国
は何もする必要はないという旨を書けばいいと思います。そうしなければ、まだ自己
責任という考え方になじめない人たちもいるのですから。そして、無事に帰ってくる
ことができたらその遺書は破棄してしまえばいいのです。
以上のことが私が今回の授業について考えたことです。
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実際に私は被災者ではないので、その人たちの立場に立って考えることは難しい。
しかし、犬を飼っている私としてはペットというのは家族の一員になっているため、
その命を見捨てるというのはとてもつらいことだというのはわかる。どんなに反対さ
れても、自分が危険な目にあってもどうにかして命を救ってあげたいと思うのは当然
だろう。
行政側からすれば人命が第一であり危険であるという可能性がある限り許可を出す
ことはできないのだろう。しかし、日本人は法律に背かない限り、罰せられることは
ないし、ある程度自分の意思で行動することの自由は認められているはずだ。
我が身の危険を承知でペットを救いたいと願うのなら、その人は法律には触れてい
ないわけだからそのことについて咎められるのはおかしいと思う。もし咎めるのであ
ればそういう法律を作ってからにするべきだ。
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今回、「動物愛護団体の避難指示区域への無断立ち入り」について他人の意見を
聞くまでは「入りたい気持ちをみんな我慢しているのに・・・」という意見に同意
していた。「動物の命」をあまりにも軽く考えてしまっていたのかもしれない。命
は何ものにも変えられない尊いものだ。それは人間も動物も同じだ。アニマル・ラ
イツセンターの人たちはその命を守るため国に再三働きかけ、1週間も交渉したの
だ。わたしはアニマル・ライツセンターの人たちの行動は間違ってはいないと思い
直した。
ただ、もし避難指示区域で人命になにかあったら、責められるのは警察や行政で
あろことは否めないと思う。だからわたしは、自己責任の手続きなどを行ってから
入るシステムをつくればいいと思う。そしてまた、最低限の安全対策をさせるのだ。
もし危険な目に遭っても、なんとかなる装備を身につけて入る。これなら、自分の
判断で行動し責任をとるのだから、行政や警察の責任は問われない。
わたしは人命も動物の命も大切にしなければならないと思う。だからこのような
考えに至った。難しいかもしれないが、このような時のための対策を「警備医を厳
しくさせる」という形でなく充実させていかねばならないと思う。
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この災害対策基本法を読んで、真っ先に気になったのは、「人の生命又は身体を・・
・」という所だった。
要するに、未だにペットをものとしてしか見ていないという事だろう。
私は、ペットも当然一つの生命であると考える。よって、この2人の行動を全面的に
支持する。
彼らは、確かに禁止されていることをしてしまったとは思う。しかし、彼らは自分た
ちの勝手で
そうしてしまったのではない。生命を救うためにやむを得ず、ああいった行動に出る
しかなかったのだと
思われる。
行政は彼らの訴えに動かなかった。それは人の生命を守るためだったのだろうか。そ
れとも、そういった
特別な行為を認めると、混乱が起こると思ってのことだったのだろうか。
前者であったならば、私個人としてはそれを認める気にはならない。先にもあるように
ペットも一つの生命だからである。それを認めず、ただ一返答に許可を出さなかった
のであるならば、
今日の日本の行政は、もう一度根底から見直すべき所が多々あるのではないかという
気がする。
後者であったならば(前者であってもそうかもしれないが)、行政が自ら装備をして
入っていくべきだったの
ではないかと思われる。そういった人が動物を救う為だけに入っていったのであれば
、他の人々から反対の
意見は出なかったのではないかと思われる。
こういった意見であるため、彼ら2人が注意を受けたことに対し、非常に反発を覚える。
彼らは法律に違反をしていない。そして、道徳的には非常に素晴らしいことをやって
のけた2人だと思う。
そんな彼らがつるし上げられることは、許し難いことだと思われる。しかも、そうい
った彼らの動物に対する
気持ちをよそに、「こんな風に家具も持って来て欲しい。」などというのは、個人的
に非常に反感を覚えた。
彼らの行動を理解できないような人が、何を勝手なことをいっているのだ、と思った。
彼らは他の人々に迷惑がかからないように、色々なことを考えて、ああいった行動に
うつったのだろうと
考えられる。その結果としての行動は、認められるべき行為だったと思う。実際自分
がその立場にあったとしても、
そんな行動にうつっていたのではないかとも思う。行政が絶対ではない。人が作った
ものであるから、必ず
どこかに誤りがあるはずだ。それを考え直させる為には、まずは行動を起こさなくて
はいけないというのが
実際問題としてあると思われる。その上で、なおも法律に何の違反もしていない彼ら
は、尊敬できる部分が
多々ある。素直にスゴイと思う。
色々と意見を述べてきたが、法律とかそんなことは二の次で、私は彼らの精神を認め
たいと思う。そして、
そこがこれから生きていく中でも、一番大切な部分にあたるのではないかとも思った。
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自分の為ではなく、動物の為に懲罰を覚悟し、また危険の中、非難指示区域に立
ち入った2人の勇気ある男性を、私は支持する。彼らは、行政の指示を、破りたくて破
ったわけではない。行政は、ペットという、家族にとってはかけがえのない命を、簡単に
見捨てた。道警は、2人の訴えを、聞こうともしなかった。だから、2人が行動せざ
るをえなかった。また、この事で、法律を犯していない2人に、事情徴収もした。町
長まで、2人を非難している。2人は、個人の財産の為に非難指示区域に入ったわけ
ではない。純粋に、尊い命を守りたかったのだ。その行為を非難する人々は、ペット
を飼ったことがないのであろうか?また、動物の命をなんだと思っているのか?
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ペットたちを助け出すため、アニマルライツセンターの二人が、避難指示区域に無
断立ち入り。
果たして、これはいいのか、悪いのか。
結論からいうと、彼らは、彼らの自己責任において、これらの行動をした。
しかも、法律に反していないため、罰せられるべきでない。
いいか悪いか、というのは、私の答えの中にはあてはまらないのだが、敢えて言う
ならば、いい、の方だろうか。
その理由を述べていく。
プリントにあった「入りたい気持ちをみんな我慢しているのに。人命を預かる行政
への謀反。云々。」
誰かが入れば、みんな入りたいと思う。まわりのことを考えていない。悪影響だ。
故に、彼らの行動はよくない。
私は、その人々に尋ねたい。
自宅に戻りたければ、戻ればいいじゃないですか。法律だって、「勧告」や「指示
」、強制ではありません。
勧告や指示に従ったのは、あなたの自由意志ではないのですか。
従うも、従わないのもあなたが決定できることではないのですか。
ただ、自分のリスクなどを考えて、法律に従ったまででしょう。
なぜそれを、他人に強制することができるのですか。
それから、「人命を預かる行政への謀反。」 なんですか、これ。
一体、いつの間に、「行政が人命を預かる」ことになっているんでしょう。人命は
行政が管理できるものではなく、各人のもの。
行政は、あなたの命を絶対守ってくれるんですか。
そのあなたの考え方、あまりにも無責任だと思うのですが。
(話がよこにそれてしまった。)
もう1人の人の意見も同じ、「人命になにかあったら、責められるのは、警察や
行政だろう。」
どうして、警察や行政が責められるのですか。
アニマルライツセンターの二人は、法律に反していないし、自己責任においてやっ
たまで。行政などは、法律のとうりに動いている。
行政に頼っていながら、行政に文句をいうのは、おかしいのではありませんか。
ただ、このアニマルライツセンターの二人、自己責任において行ったことだが、
その考え方が、現在の人々にどの程度定着しているか、
考えなかったのか。「行政の責任になる。」などという人も大勢いる。
そんな人々の誤解をまねかないようにしておくべきだった、と思う。
これらの理由から、アニマルライツセンターの二人は、自己責任において、各自の
意志でおこなったことだから、まわりの人がどうこう言えるわけではない。これがわ
たしの意見です。
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私は、アニマル・ライツ・センターの二人がとった行動は正しいと言えると思う。
虻田町町長は町民の安全確保のために避難勧告を出した。二人の行為は確かに町長に
従わない法律に反した行為であり、また、家に戻りたいという周囲の人の気持ちを誘
発してしまうものであったと思う。しかし、二人は動物保護団体としての使命のよう
なものに忠実であった。動物を救いたいという人を代表して行動したわけであり、こ
れらの人々にとっては英雄のような存在となったことと思う。
だから、相反する二つの反応が出るのは当たり前だと思うし、どちらが正当である
かは人の価値観に関わる問題であり、法律に反するからという理由で一概に二人を批
判することはできないのではないだろうか。この問題に関してはお互いに正当性が存
在すると思うので、判断を下すのは難しいといえる
要するに、この問題をどうとらえるかは,個々の価値観によるものだから、捉え方
はひとそれぞれである。法律で定められているから、いけないと言うのだったら、な
ぜ法律が存在するのかまでつきつめていったら、国民の生活を豊かにするためと言え
、多くの人が動物を助けたいと願うのであればそれは実現されるべきだと思うので、
一概に悪いとは言えなくなると思う。
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私は、アニマル・ライツセンターの2人の行動に賛成する。避難住民の気持ちを考え
ろ、などという理由もあろうが、しかし、飼い主にとっては家族の一員であろう者た
ちの命がかかっているのである。そのまま見放して、見殺しにする事など出来ないは
ずだ。また、2人の行動は、後々の周囲の反応を考えた上でのもだと思う。それを覚
悟の上でやったのだから、2人は自己責任もきちんととってくれるはずだ。違法でも
なく、自分でよかれと思った上での行動だから、私は2人に賛成する。
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「人命に何かあったら、責められるのは警察や行政だろう。」もしも、人命に何かあれば
確かにそうなるだろう。しかし、ペットを亡くしてしまった人は行政のペットに対する法的
扱いを批判するかもしれない
現在、日本でもペットに対する法的な扱いが少しずつ変わってきている事を耳にするが
まだまだ完璧とは言い難い。今後、いろいろと考えていく必要があるだろう。
私は、「ペットではなく荷物を。」と考える人をいいようには思えない。なぜならば
、普段から万一のために備えをしておけば、いいと思うからである。「モノ>命」と
口では言わなくとも、心のどこかでペット救出を行った2人を批判する人達はそう思
っているのかもしれない。自分の命を最優先に考えるのは構わないが、命を救おうと
する行為をどうこういうのはどうかと私は思う。
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今回の事件は「ペット=もの」という概念が象徴された事件でもあると言える。ペ
ットはひとつの尊い命を持ったいきものである。人によっては人間並みの存在と感じ
ている人も少なくはないだろう。そう言った家族の一員でもあるペットを助けようと
立ち上がったセンターの人を、結果的には強行策となってしまったが、私は支持した
いと思う。それによって、その家族が少しでも幸せな気持ちを持てるなら、センター
の人達の行動は正しいと思う。被災下にあるからこそ、こうした小さな幸せが大切で
あると思う。法律に触れるとか触れないとかの問題以前に、ペット救済のためなら仕
方ないかと、被災者や警察みんながそう思えるような心の豊かさがあって欲しかった
と私は思う。確かに火山は危険な状態で早く家に帰りたいと思っているのは分かる。
しかし「みんなが我慢してるから」というだけで、ペットを見殺しにするのは、人間
のエゴに過ぎない。
近年日本にも多く見られる動物の虐待。その存在が軽視され過ぎているのではと考
えさせられた事件であった。
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火山活動は明らかに我々人間にとって危険なモノではないでしょうか。明らかにと
言うのは、曖昧な言葉ですが、噴火している山に近づけば危ないことは誰でもわかり
ます。普通そんな事しません。でも住民の中には、それでも戻りたいといっている人
もいて、これは火山の危険性を十分に認識していないのではないかと思われます。あ
るいは、危険で戻れないことは分かっているので、家に帰りたいという欲求不満から
、避難指示区域に入った人間を攻撃するのでしょう。しかしながら、アニマル・ライ
ツセンターの2人がした行動は、悪いことで無いのは確かです。
ただここで問題なのは、2人の行動の正当性ではなく、地元住民の間に、避難指示
区域には入ってはいけない、という考えが多く持たれていることにあると思います。
いくつかのインタビューを見る限りは、その住民の間には、当該地域に立ち入る人間
は、非難する様子が伺えまます。とくに、年配の人たちは保守的な考えを持っている
人が多いようで、北海道のそれほど都会とは思えない地区のことですから、近所付き
合いは難しいことだと思います。家に戻りたいと思っても、他の人たちの目があるの
で、自分だけ戻ると非難されることになるのが嫌だから戻らなかったのでしょう。
そんな中で外部から来た人間がその地区に入ったのは、本当は入ってもいいと思っ
ている人たちには、代わりに入って行ってくれるとても都合のいい人間であったと思
います。ここで二人がいくら非難を浴びてもそこから離れてしまえば関係ない訳です
から、つまり、自分たちが非難を浴びることで、地元住民が直接非難を浴びる事を避
けたのです。(もし、そこの住民が家に戻ったら、後で近所の人たちから一々嫌味を
言われるような事態を予想してのでしょう。)
ですから、2人が取り調べを受けたこと自体は問題ではありますが、これもおそら
く計画の範囲内であり、その2人に対しての援護的な発言は、彼らの望むところでは
無いと、私は考えます。
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【優秀】私の意見としては、この二人が危険な場所へ足を踏み入れたとしても、そのことが
法に触れていないのであれば法的に裁かれるべきではないと思う。そしてたとえ結果
として二人が負傷したり、または命を落とすことになったとしてもそれは確かに自己
責任であると思う。
だが警察官が、平常時より明らかに危険度の高いところへ向かおうとする人を止め
ようとする努力をしないのは、注意義務違反として責任を問われることになる。入る
ときにそれができなかったのであれば、出てくるときに事情聴取をしたくなるのもう
なずける。また事情聴取は警察官の職権行為であるので彼らの行為にはなんの問題も
ないように思われる。それに事情聴取はあくまで事情聴取でしかないので、実は彼ら
はなんの処罰もうけていないと言えるのではなかろうか。たとえるなら、道頓堀に飛
び込んだタイガースファンを街のお巡りさんが注意するのと同じくらいの程度なのだ。
つまり、危険な所に入っていくのも自己責任なら、それによって警察官に何か一言
言われるのも自己責任であるということである。しかし重ねて言うが、私は法に触れ
る行為をしていないのに、法的に(あくまで法的に)裁かれるということは絶対にあ
ってはならないと思う。
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「アニマル・ライツセンター」の二人は、決して悪くはないと思います。法律的に
も悪いことはしていない、動物も人と同じように命あるものだし、特に、ペットにな
ると、自分の子どものように思い、可愛がっている人もいます。住民の中には、彼ら
を非難した人がいるが、ペットを家に置いて来てしまった住民の気持ちを考えたので
しょうか。もし自分の子供を家に置いて来てしまったら、どう思って、どう行動した
でしょう。家具を取りに行きたいという人は、ペットとは、少し違うと思いました。
子供と家具のどちらを優先するのでしょう。
今、法律もそうですが、動物に対して冷たいのではないでしょうか。消防署は、ペ
ットの救出は、例外でないかぎりしないと聞きました。今回の事件でも、人間を助け
るように動物を助けるようにすれば、良かったのではないかと思いました。
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私の考えは、このアニマルセンターの2人は何ら間違ったことをしたわけではないので処
置を受ける必要はないでしょう。これが犬の命ではなく人命だったときに自衛隊や警察が
動くのと一緒だと思います。
町長が反対しようと、住民が反対しようと関係ありません。命を助けに行ったのです。
誇らしいことだと思いますが。
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私は「アニマルライツセンター」の人たちが避難指示区域に無断で侵入したのは
仕方がなかったと思います。行政が何の措置もとらず、ほおっておいたのがいけな
いのです。 何かを盗みにいったのではないし、いいことをしたと思います。行政は
どっちにしても対策は立てなかっただろうし、犬や猫なんてどうでもいいのでしょ
。人が一人でも死んだら 新聞で大々的に掲載されるけど、犬や猫なら何匹死んでも
だれからも何も言われないからだと思います。だからといって見殺しにしていいも
のでもありません。家族の一員として それまで一緒に暮らしていたのに、自分が助
かればどうでもいいなんて人はいないと思います。危険なとこなので、飼い主は助
けたくても助けられません。だから飼い主の代わり に彼らが世間に訴えかけようと
してやったことです。私のような他の地域に住んでいてその場の状況がわからない
人にとって動物がとり残されているなんてことは考えもつかない ことです。いろい
ろな人にこの事実を知らせてマスコミを動かせば行政も動かざるを得なくなること
だってあります。だから彼らは手立てがないなりにも最善を尽くしたと思います。
もしこれが犬や猫でなく世界で一匹しかいない動物だったら必死で助けるでしょう。
でもいのちあるものには変わりません。これを機に災害時の人だけでなく動物への
対策についてくわしく考えるべきだと思いました。
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【優秀】>私は、アニマルライツセンターの二人は正しいと思う。私は極端な動物愛ではないが、自宅で犬と猫を飼っている。もし自分の家の近くの山(赤城山)が噴火をしたとしたら、私の家族に、犬、猫を連れて逃げる余裕があるかと考えると、多分ないと思うし、ペットが家族の一員であるような人にとっては、そのペットを心配するのは当然のことと思う。
>
>私は実際に避難所生活をしたことがないので、そのつらさや、気が狂いそうな環境を理解するのは難しい。しかし、「家に帰りたい気持ちを押さえているのに」という意見があったが、あの二人は家に帰りたくて危険区域に入ったのではなく、動物を助けたいという何とも微笑ましい理由である。
>
>ここで問題だと思うことは、行政の頭の硬さであり、様々な事態にもう少し柔軟に対処できないのか、ということだと思う。法律で決定されているわけではないのだし、ただ危険だからという判断でぜったいに入らせないという融通のきかなさに驚く。警備を厳しくするのではなく、実際にアニマル・ライツセンターの人のような要請があるのだから、よく訓練された自衛隊の人が、対処にあたるなど、様々な方法があると思う。
また、自己責任というと、何か冷たい感じがする。しかし、ある程度危険だから避難を促したりすることは重要だと思うが、すべて立ち入りを厳重に禁止するではなく、その後は自己の責任として、そのつどそのつど柔軟に対処することが大切であると思う。
>
>以上のことから私はアニマル・ライツセンターの人は、何も非難される必要は無いと思う。
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有珠山被災地区(避難指示区域)においての話でしたが
私は、動物愛護団体が起こした行動の正当性を支持したいです。
でも、正直言うと支持すべきかどうか私の中ではっきりしていません。
ただ支持したい気持ちが大きいのです。
支持したいという理由は、私の家でも犬と猫両方飼っていることです。
この問題がいい機会だと思い、
この北海道新聞の記事について、私は家で母親と話しました。
もしも、私たちの住む周辺で何かしらの災害が起こり
避難しなければならない状態になった時、当然避難所には犬や猫を連れていけませ
ん。
でも我が家にとって猫や犬は家族の一員なのです。
先生が授業中おっしゃっていたことですが
先生は「動物愛護団体が起こした行動を誰も責めてはいない。」と言われました。
私も、避難指示地区に入ったこと、その行動についての問題であって
動物を助けたという、行動のことではないことはよく分かるのです。
でもやはり、動物にだって命はあるし、生きる権利を持っています。
だからこそ危険を承知の上で、命あるものを助けた事に対し
無断で立ち入ったから、ということだけで批判することはよくないことと思います。
避難指示地区では賛否両論ですが、
動物愛護団体の起こした行動を一方的に批判する人達は
もし自分が避難指示地区に置き去りにされたことを考えたり
変な言い方ですが犬の立場で考えてみてからにしてほしいと思います。
ですが、動物愛護団体の行動をすべて支持することはできません。
なぜなら避難指示地区に入ったことで、真似をしたり私も・・・といった気持ちに
町民を抱かせてしまったことは、避けたかったことだからです。
よくまとまりませんが、私の最もいいたいことは
命を大切に思う気持ちを一番優先にできたらいい、ということです。
まとまらなくてすみません。
レポートはこの辺で終わりにしたいと思います。
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ペットをものとみるか、私達人間と同じ生き物と考えるかで反応は大きく二つに割れ
ると思う。やはり、ペットは生き物であってたんすではない。プリントにあった主婦
成田さんが期待を寄せるのはだいぶ、大きな勘違いではないだろうか、と思う。先生
は全て物事にはゼロリスクなどないとおっしゃったが、それには納得しない人はいな
いであろう。先生は全て法で裁かなければならないとおっしゃったが、法というもの
はそもそも人間がこしらえたものであり例えば、住民に避難のための立ち退きを勧告
指示するときそれを決定するのは他ならぬ人間というもの、その市町村長の価値観、
頭の感覚なのであるのだから法は絶対とは言えないのではないか、と思う。そう考え
るとゼロリスクがないというのは絶対的危険のことであるが町長が避難指示を出すと
いうことは相対的危険を考慮に入れたものであり先生がおっしゃるゼロリスクがない
という概念とは少し異なるように思える。いずれにせよ、今回動物を保護したことは
ゼロリスクがないと考えてしまうと何が起ころうと事故責任と言うことになるのでよ
かったのではないか、という勝手気ままな意見で終わるしかない。
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ペットも家族の一員であり、助けに行きたいという気持ちはある。今回のことでア
ニマルライツセンターの人が警察から厳重注意を受けたことは、わたしは正しいとは
思わない。法律的には間違っていない
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動物も人と同じ生き物であり、命がある。なぜペットを連れ戻す許可がおりなかっ
たのだろう。許可がおりないならなぜ警察等を助けにいかなっかったのだろうか。結
局アニマルライツセンターの人が注意されたことは間違っていると私は思う。
(上と同一人からの同時メール)
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