Date: Mon, 10 Apr 2000 13:41:53 +0900
From: Hiroyuki Takayam <beryl.takayama@nifty.ne.jp>
WEBの灰噴火の話を興味深く読みました。桜島の場合、灰噴火に伴い微動が観
測されます。報道によると、当初は観測されていなかった微動が観測されるよう
になったそうなので、灰噴火に伴うものかもしれません。噴煙の状況と微動の状
況が比較できればいいのですが。
桜島の場合、灰噴火が続くとマグマの上部の揮発性成分が減少し、マグマのト
ップに粘っこいものが生じているようです。証拠は、その後のブルカノ式の爆発
の噴石は全く発泡しておらず緻密なことです。そうすると、有珠もこれから爆発
の危険が高まると予想されます。
雲仙でも、6月11日でしたか、1度だけの小さな軽石噴火を起こしました。
少し揮発成分が抜けたくらいの時の方が、軽石噴火を起こしやすいのかもしれま
せん。そうすると、やはりこれからということですね。
地震の記録からみると、灰噴火から爆発に至る過程で、微動の振幅が大きくな
り、しばしばモノトーンの地震?・微動?が起こります。その後、静寂が訪れま
す。その後、いきなり爆発となります。
地殻変動では、直前に山体が膨らみ始めて、爆発にいたります。
高山博之@つくばの松代
たいへん興味深いお話,ありがとうございます.
これは,私の有珠ページへの意見ではないですよね.
もしそうならもう一度メールください.
ウェブに貼り付けます.
きのうから,現地(とそれから気象庁本庁も?)が緩和策にでたのが気になります.
At 14:54 +0900 00.4.10, Hiroyuki Takayam wrote:
意見というわけではないですが、灰噴火で思い出した桜島を観測していた時に
持った印象です。張り付けてもらって構いません。