『吾妻鏡』でみた建長三年の天気

正月廿三日0222G 大雪
正月廿四日0223G 大雪
(このあと降水の記録なし)
四月十九日0518G 「赤木嶽焼」
四月廿三日0522G 大雨
六月五日0702G 炎暑
六月廿六日0723G 氷張る
七月十八日0813G 雪降る
七月三十日0825G 台風通過
八月十五日0909G 台風通過
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正月(小)
01 天晴れ,風静かなり.
04 天霽(は)る.
05 天霽る.
07 天霽る.
08 天晴る.
10 天霽る.
11 天霽る.
15 天晴る.
17 天晴る.
20 天晴る.
21 天霽る.
25 天霽る...一昨日・昨日両日雪降ること甚し.
二月(大)
01 天晴る.
06 天霽る.申の刻雷鳴す.
10 天晴る.
三月(大)
09 天霽れ風静かなり.
10 天晴る.
15 天晴る.
四月(小)
13 天晴る.
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19 「赤木嶽焼」の日
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22 雨.
23 廿三日,癸丑,甚雨,廿一日よりいまだ止まず.今夜子の刻,洪水す.村里の家,耕すところの苗,ことごとくもって流失すと云々.
   廿三日,鎌倉甚雨洪水(鶴岡社務記録)
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26 去ぬる十九日,上野國赤木嶽焼く.先例兵革(ひょうがく)の兆(てう)たるの由,在廳等申さしむるの由と云々.
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五月(大)
01 天霽る.
02
03 天陰(くも)る.
14 天晴る.
15 天晴れ風静かなり.
27 天晴る.
28
29 天霽る.
六月(小)
05 天霽る...また炎暑の節に当たりては,富士山の雪を召し寄せ,珍物の備へとなすところなり.
19 天晴る.
22 小雨.
26 小雨降る.冷気もっとも甚し.氷あること冬天のごとし云々.
七月(大)
04 半晴半陰.寒気なほいまだ止まず
08 天晴る風静かなり.
18 天陰り,雪降る.(1251.0806)
26 天晴る.夕に雨下る.
30 雨降る.およそこの間,風雨日を渉(わた)る.風災を払ひ,西収豊稔あらしめんがために,風伯を祭り奉仕すべきの面,陰陽の道に仰せふくめらると云々.
八月(小)
01 天晴る.南風悪し.
02 天晴る.風甚し.ただし夜に入りて(以下脱カ)
03 天霽る.風少なし
15 天陰る.風吹く.
16 去夜丑の刻雨降り,巳の刻晴る.南風吹く.
21 天晴る.
24 天晴る.
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『全譯吾妻鏡 第五巻』,永原慶二・監修,貴志正造・訳注,新人物往来社,1977