学校教材検索サービスの比較
- 現在最も強力な全文検索サイトである。一般検索のためのサイトであるが、学校教材を検索する用途にも適する。
- 世界中の33億ページを高速検索する。Pdfページも検索する。
- キャッシュページは、表示が速いし、検索語をハイライト表示するからたいへん便利である。ただしこのようなキャッシュの公開は、わが国では違法行為であることを知っておく必要がある。
- 検索結果の配列に工夫が施されている。
- 画像検索も可能だ。
- 子ども向けの全文検索サイト。ページコンテンツにふりがなをつけて表示する機能が便利だ。
- 子どもに有害なコンテンツを含む恐れのあるサイトを排除している。ただし、このフィルタリングはページ単位ではなく、サイト単位でなされているようだから、子どもに有用なページも排除されている場合がある。実際には、公共機関のサイトを採用して個人のサイトを不採用にするのを原則にしているようだ。→キッズgooによる説明
- 教材ページに限った収集ではない。しかしこの開いた門戸がかえって、子どもたちに実りある検索結果を提供している。
- フレーム取り込みを採用しているので、著作権の問題がある。ただしURLに元URL含むので明らかに違法だとまではいえない。
- 商業ベースで運営されているため、宣伝やショップや楽しみを含む。子どもたちは、こういう情報を好むのではないか。
- カテゴリー検索の最大手である。
- 子ども向け検索サイトとしてYahoo!きっずがある。子どもへの危険に配慮していると書いてあるが、具体的にどのような方法を採用しているかを書いた記述がみつからない。カテゴリー登録する際に、ひとつ一つリンクの是非を判断しているのだろうか。
NICER(教育情報ナショナルセンター)
- 学習教材検索に特化したサイトである。
- ページコンテンツの全文検索だけでなく、「指導案」などの属性で検索するメタデータ検索が可能だ。
- 小中学校を主なターゲットにしている。
- 学習指導要領の項目一覧から、教材ページを選ぶことができる。
- 教材レコードを細かく切り分けて登録している。そのため、画像一枚からなるページもある。リンクの仕方にもうひと工夫ほしい。
- カテゴリー分けと階層化にも、もうひと工夫ほしい。
- 学習教材に当たると認定して採用する基準がはっきりしない。
- 教育に関係するページをカテゴリー検索できるポータルサイト。学校教材も検索できる。
- カテゴリーの最小単位は理科・社会などの教科までしかない。
- 検索結果の配列表示は、あいうえお順だけでなく、オススメ順を選択できる。
- キーワード検索も装備されているが、うまく動作しない。
- 外部へのリンクはせず、サイト内部に教育用デジタルコンテンツを多数収納している。
- 教材は大きな単位で構成されている。ひとセット100メガの単位である。
- 利用するには、会員登録する必要がある。
2004.2.04