(9)9時間目
@テーマ 火山について調べよう
Aねらい
火山についての有益な情報を,インターネットを利用して得ることができる。
B学習内容
火山についての情報を,自分で得ることができる。
C展開
主な学習活動 |
教師の支援・資料 |
主な留意点 |
「まえちゃんねっと火山情報掲示板」を見る。 ポータルサイト「火山の教室」を見る。 |
「まえちゃんねっと火山情報掲示板」 ポータルサイト「火山の教室」 http://vulcania.jp/school/index.html |
火山についての情報交換や議論が日常的に行われていて,噴火が起こったときには,ここから情報を得る人も多い。 信頼できる情報について指摘する。 ・事実を示し,それに基づいた情報を発信している。 ・責任ある立場で情報を発信している。 中学生にもわかるサイトの例として紹介する。 |
自分の課題に沿ってインターネットを閲覧する。 |
@浅間山の今は,どうなっているのだろう。 A火山ライブカメラをたくさん見る。 B火山についての学習の参考になるサイトを探す。 C火山の博物館や記念館のHPを探す。 D噴火の写真や動画を探す。 Eきれいな鉱物をたくさん探す。 Fその他 |
閲覧したホームページをプリントし,感想を添えて提出させる。 |
D教材
【教材1】インターネットによる調べ学習
調べ学習で情報収集する手段としてインターネットは、学校でよく利用されている。個の興味に応じてあらゆる分野の情報が居ながらにしてディスプレイに映し出されるからである。また,多くの情報の中から目的に応じて取捨選択して,信頼できる情報を得る力を高めることも求められている。そこで,火山の学習においても,学んできたことをもとに自分の興味に応じた調べ学習を行うことにした。
この学習で,自分の選んだテーマに沿って検索した情報を取捨選択しながら知りたかったことにたどり着くことは,火山に自分がどう対峙するかを主体的に具現化することになると考える。それは,間接的ではあるにしろ,火山について興味を持って関わっていこうとする行動だからである。
【教材2】インターネット・ポータルサイト「火山の教室」http://vulcania.jp/school/
図29-1 「火山の教室」ホームページ 図29-2 「子どものページ」
このポータルサイトは,小・中学生の火山学習を支援するために,群馬大学教育学部・早川由紀夫教授が文部科学省特定領域研究の経費で運営している。小学6年生の火山授業時期と曜日と時間帯に合わせて閲覧数が増加したことから,学校の授業で利用されているといえる。 構成が,「先生のページ」と「子どものページ」に分かれていて,「子どものページ」には、「ニュース」「火山の学習」「火山がいっぱい」「かざんきっず(電子掲示板)」「リンク」がある。研究用のむずかしい情報サイトや,個人的な趣味や嗜好で作られたサイトとは一線を画し,中学生が授業で使うことを念頭にして作成されたサイトであるから,本授業での学習の入り口としてこれを利用することにした。