エスクードのつぶやき

SUZUKI  ESCUDO   「心は彼方 エスクード」

わたしの名前はかなた。女の子。平成5年生まれ。

どうして女の子かって?

それは、ご主人様が男の人だから・・・

ご主人様は私が女の子なのに、あんまりお化粧してくれません。

「おまえはどろんこになっている方が似合う」

っていつもいいます。だから私はいつもどろんこ。

たまにお風呂に入れてくれると、

「おまえは磨くととってもきれいだよ。まるで、黒塗りのロールスロイスみたいだ。」

って、お世辞を言います。でもいいんです。

わたし、ほんとに、脱いだらすごいんです。

ワックスかけてくれると、通りがかりの人がわたしのボディーを

鏡代わりに使っていきます。ダークグリーンメタリックのエスクードは

磨くととってもきれいなんです。うふっ。

ご主人様は、わたしを色々なところに連れていってくれます。

まだ初心者マークなのに、九州まで無謀としか言えないわたしとの二人旅をしましたし、

群馬県内の林道は全部制覇するんだと、がたごとがたごと走らせます。

こんなご主人様になってしまったのも、全てわたしの責任。

わたしが、はじめてきた日に、道路に落っこちてたタイヤをいとも簡単にまたいでしまったわたしに

ご主人様は惚れてしまったのです。

それから、わたしの色々なところを改造しはじめました。

マフラー、タイヤ、マッドフラップ、エアクリ、レゾネーターカット、

ライト追加、むき出しホーン、テルッツォ、

 女の子なのになんかとってもりりしい姿にしてくれたのでした。

雪道でも砂利道でもがんがん突き進むわたしに

「やっぱ車は四駆だよ。」

と、ご主人様は言ってくれます。

  こんなにも愛されているわたしをもしどこかで見かけても、

 わたしに惚れないでね。


・エスクードいじり記録

・ぼくのエスクは「ハットトリック」 

     

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