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約1800年前のタウポ噴火の最中に発生した激しい降雨で,ハテペ火山灰(HA)に深いガリー(gully;雨裂)ができている.その雨裂表面を黒色のロトンナイオ火山灰(RT)が薄く覆ったあとにタウポ超プリニー式軽石(TP)が降った.
Walker (1981) は,この激しい降雨の原因は,噴火によってタウポ湖の水が空中に噴き上げられたからだと考えている.
(Taupo, New Zealand) |
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渋川火山灰(FA)の上面が表面流水で削られている.浸食面の上にクロボクが3cmほど堆積しているので,噴火直後に削られたあと,次の伊香保軽石(FP)が降るまでの約30年間この地表面は植生に覆われて安定していたことがわかる.
(群馬県吉岡町上野原) |
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