2 22万5000年前
火さい流発生。
22万5000年前にふん火で地下からでてきた砂や灰が熱いうちにすそ野を流れ下る事件が起きました。熱いうちにながれ下るものを「火さい流」といいます。ちょうど雪がつもった山でおこるなだれのとても熱いものと考えるといいと思います。とても熱いので近くの森では山火事となってしまいます。たぶん、たくさんの木々が燃えたのでしょう。火さい流で焼けこげになった人もいたかもしれません。その火さい流は榛名山の南、榛名町の方に流れました。
その後もふん火は続きましたが、22万年前のふん火が終わったあと、4万年前に起こったふん火までの間は何が起きたかあまりよくわかっていません。