卒業論文
火山のでき方
「小学校高学年向け」火山ガイド
1 はじめに
群馬県は日本の中でも火山の多い地域である。小学校や中学校では遠足や高原学校などで身近な火山(赤城山・榛名山など)を訪れる機会がある。そこでは、火山を訪れているにもかかわらず、観光地としてとらえているだけでその山の噴火やでき方についてまで触れることは少ない。
また、赤城山、榛名山、草津白根山、浅間山は古くからたくさんの研究がなされている。多くの分野で多面的な研究がなされているが、今回はそのなかでも火山の噴火史について注目する。赤城山、榛名山では大森・端山・堀口編(1991)と早川(1998)を参考にし、草津白根山では早川・由井(1989)、浅間山では早川(1998)を参考にした。
ここで、論文から小学生向けへアレンジすることで、遠足や高原学校の際に身近な火山について触れることができる。遠足や高原学校などの旅行のしおりの一部として使うことができれば幸いである。
2 目次
3 引用文献
大森昌衛・端山義和・堀口万吉編(1991)日本の地質3 関東地方 共立出版社222-227p
早川由紀夫(1998)関東甲信地方39火山の噴火史 群馬大学紀要 46 133-155
早川由紀夫・由井将雄(1989)草津白根火山の噴火史 第四紀研究 28 1-17