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2万8000年前に姶良火山から噴出した大隅軽石(M6.9)が,レスを挟まないで入戸火砕流堆積物に直接おおわれている.
(左:鹿児島県西上馬場,厚さ6m;右:宮崎市,火口から80 km;Osumi pumice from Aira)
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アメリカ合衆国オレゴン州のクレーターレイクから7700年前に噴火したマザマ軽石(M6.5).下部40%は有色鉱物粒子が多いために黒っぽく見える.最上部には軽石礫がみられ,全体として逆級化層理を示している.時間とともに噴煙柱の高さがしだいに上昇したのである.最下部にある厚さ1cmの降下粘土層は,このプリニー式噴火に先行して小噴火が起こったことを示している.
(Bachelar Ski Resort, Oregon)
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