|
|
成層した下半分は,プリューム高度に変動がみられた段階の堆積物である.1783年8月2日夜から始まって約40時間継続した.成層構造がほとんどみられない上半分は,安定した高いプリュームになった段階の堆積物である.8月4日14時から16時間継続した.
真ん中ふきんに挟まれている3枚の薄いピンク色火山シルト層(p)は,8月4日に発生した吾妻火砕流の上に広がったサーマル雲から降下した火山灰らしい.
(長野県軽井沢町峰ノ茶屋)
|
|
|
|
一番上に1783年軽石(A)があり,レス(クロボク)を挟んで1108年スコリア(B),再びレスを挟んで4世紀の軽石(C)がある.その下にはレスが厚く堆積していて顕著なプリニー式テフラはあまりみられない.
(長野県軽井沢町万山望;Holocene pumices from Maekakeyama)
|