8月3日現在の火口の形状と体積 --止まらない陥没--
写真判読
- 内壁からの崩壊によって,火口底が7.22とくらべて50メートル上昇したと考えた.
- 広い火口底の直径を800メートルと見積もった.
計測結果と考察
- 火口の面積は128万平方メートル.
- 火口の体積は3億7800万立方メートル.
- 7.22から8.03までの12日間の日平均増量すなわち毎日の陥没量は1020万立方メートル.これは,それ以前の毎日1830万立方メートルからみると半減しているが,陥没が止まっていないことにむしろ注意を払うべきである.
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直径(m) |
面積(m2) |
深さ(m) |
体積(m3) |
区間平均日増量(m3/日) |
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7.08 |
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7.09 |
900 |
590,000 |
150 |
56,000,000 |
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国土地理院 |
7.22 |
1,200 |
845,000 |
500 |
256,000,000 |
18,300,000 |
アジア航測+朝日航洋 |
8.03 |
1,400 |
1,275,000 |
450 |
378,000,000 |
10,200,000 |
TBSヘリ |
7.22と8.03の面積は,標高714メートルの等高線が囲む面積である.だから,ふじたさんが計測した面積より小さい.(8.15.1230)
→古い計測結果
等高線が囲む面積
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7.22 |
8.03 |
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714-614メートル |
109000平方メートル |
232000平方メートル |
614-514メートル |
102000平方メートル |
214000平方メートル |
514-414メートル |
254000平方メートル |
212000平方メートル |
414-314メートル |
218000平方メートル |
227000平方メートル |
314- メートル |
162000平方メートル |
389000平方メートル |