軽井沢の別荘の石垣は、1108年の追分火砕流の中から掘り出されたパン皮岩塊をしばしば利用している。
雲場池の近くの石垣。見事な粒ぞろいだ。浅間山の麓で別荘地の石垣をつくるにまったくふさわしい資材だ。火山学者は、このパン皮岩塊を追分キャベツと愛称している。
 
浅間火山北麓の電子地質図 2007年7月20日
著者 早川由紀夫(群馬大学教育学部)
描画表現・製図 萩原佐知子(株式会社チューブグラフィックス
ウェブ製作 有限会社和田電氣堂
この地質図は、文部科学省の科研費(17011016)による研究成果である。
背景図には、国土地理院発行の2万5000分の1地形図(承認番号 平19総複、第309号)と、 北海道地図株式会社のGISMAP Terrain標高データを使用した。