「六月十九日夜佐渡中灰降事夥敷」 『 佐渡年代記』
田代・大笹・大前・鎌原に小石が降った六月十八日(1783.7.17)と一日ずれる。しかしこの史料はそのあとの激しい噴火を七月九日としているから、一日違いは誤記だと思われる。 堆積物は、東泉沢上流にあたる地点49に露出する吾妻火砕流直下で観察することができる。厚さは5センチで、最大1.5センチの白色軽石からなる。