浅間山より古い地層
黒斑山の形成と2万4300年前の崩壊(塚原土石なだれ)
2万2050年前の噴火(雲場)
2万0800年前の噴火(白糸)
1万5800年前の噴火(平原)
6730年前の噴火(E)
5900年前の噴火(D)
東と南へ降った軽石
古墳時代の噴火(C、3世紀末)
685年(天武天皇十四年)偽噴火
1108年(嘉承三年/天仁元年、B)
1281年(弘文四年)偽噴火
1532年(享禄四年)土石流
1596年(文禄五年/慶長元年)
1598年(慶長三年)偽噴火
1721年(享保六年)
1783年(天明三年、A)
釜山と軽石
鬼押出し溶岩
吾妻火砕流
鎌原熱雲と土石なだれ
1900年(明治三十三年)偽噴火
1911年(明治四十四年)
1913年(大正二年)
1930年(昭和五年)
1931年(昭和六年)
1936年(昭和十一年)
1941年(昭和十六年)
1947年(昭和二十二年)
1950年(昭和二十五年)
1958年(昭和三十三年)
1961年(昭和三十六年)
1973年(昭和四十八年)
1982年(昭和五十七年)
1983年(昭和五十八年)
2004年(平成十六年)
参考文献
6月2日の上毛新聞に次のようにある:
「・・・佐十郎(二二)と・・・三一郎(二六)の両名五月二十九日浅間山に登山せんと・・・大爆発あり雨霰と砂礫の飛び散る中を逃げ出さんとし佐十郎は溶岩の為めに大火傷を負ひ命からがら下山したるも三一郎は行方不明となりたり急報により多数登山して捜索中の処一昨日に至り土砂中に埋没せる三一郎の屍体を発見して引取りたりといふ時恰も登山の好季節に入り日々登山する者も少なからざる由なるが注意せざれば不測の難を被るべし」
5月29日の爆発で登山者が1人死亡・1人負傷した。大森(1918)によると、この爆発は10時44分12秒に起こり、愛知県まで爆発音が聞こえ、長野原と越後中部の数カ所で降灰がみられた。
浅間火山北麓の電子地質図 2007年7月20日
著者
早川由紀夫
(群馬大学教育学部)
描画表現・製図 萩原佐知子(
株式会社チューブグラフィックス
)
ウェブ製作
有限会社和田電氣堂
この地質図は、文部科学省の科研費(17011016)による研究成果である。
背景図には、国土地理院発行の2万5000分の1地形図(承認番号 平19総複、第309号)と、 北海道地図株式会社のGISMAP Terrain標高データを使用した。